5メートルを超す「造り物(つくりもん)」という人形を若衆が担いで町内を練り歩きます。狭い道をこの人形が練り歩くのは迫力ありますよ。



「造り物」は毎年、各町会持ち回りで製作され、趣向を凝らしたものが作られます。毎年5.6体出場します。
他にも獅子舞が3つ。石川の獅子は獅子頭も立派ですが、カヤと呼ばれる幌が後ろにつけられこれまた迫力満点の大きな胴体が作られます。
棒振りや刀などでの獅子との舞にも、迫力感があります。元々は加賀藩の軍事教練代わりに利用されていたそうです。
ほうらい祭りのメインは、金剣宮の神輿なんですが、造り物と獅子舞が主役を食っちゃっています。
祭りは二日間に渡って行われますが、町内の軒先には注連縄が張られ、行灯や神前が設けられ、古い町並みが相まって賑やかな雰囲気です。
県内でも、祭事の規模も人出も有数なものなのですが、TV中継が入らないため、白山市近辺にしか知られていない現状があります。是非、見て損はない祭りです。
TV中継が入らない大きな理由は祭り歌なんですよ。ちと放送コードに引っかかるのが多いんです これがなければとは思うけど、無いと無いで祭りじゃないし。。。
祭り歌はこちら、見て聞くと納得かもね ⇒ http://www.geocities.jp/hourai_matsuri/main.html
造り物と獅子頭は、パーク獅子吼にある「造り物の館」「獅子ワールド館」に展示されています。
どちらも年間をとうして無料で見られます。
造り物の館 http://72469241.at.webry.info/201208/article_6.html
獅子ワールド館 http://osisi.jp/kigyo.php?eid=00025&category=play
旅行日 2009.10.4
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