木滑神社 仏御前の安産石

越前の勝山から険しい山越えの道は昔から重要な街道となって来ました。
吉野谷村の下吉野から小松の原町に向かう道と鶴来を経由して金沢に向かう道が分岐しています。その手前に木滑(きなめり)という地区があります。山の上には自然保護センターがありますが、その側に木滑(きなめり)神社というそれ程大きくない神社があります。
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神社は小高い丘の上にあります。             
神社の本殿は雪がこいで味気ないものです。でも、ここの狛犬はお茶目な顔をしてますよ。なんか笑ってるみたいに見えるんですよ
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木滑神社のメインは、実は神社の入口にある小さな祠なんです。
この祠は自由に開ける事が出来ます。中には一枚の画と石が祀られています。画に描かれているのは仏御前と呼ばれる白拍子の姿です。
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京都嵯峨野の祇王寺を皆さんご存知でしょうか。庭園竹垣と丸窓、平家物語の巻頭「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。」の後に続く物語に出てくる祇王で有名です。
その祇王の親友で清盛の寵愛をとってしまった仏御前、最後に祇王母子と共にこの尼寺で過ごしたんですが、清盛の子供を宿していた仏は故郷の小松(原町)に帰る途中、この木滑で出産したそうです。その際に抱えた石がこれなんだそうです。地元では安産の石として祀られたというわけです。安産石には触り易いように、祠の横窓から手を入れられるようになっています。妊婦さんへの優しい配慮

祇王と仏御前の詳しい話は
http://www.giouji.or.jp/rekishi/index.html

木滑神社は自然豊かな田園地帯にあります。夏・秋に訪れると白い花が咲き乱れています。
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旅行日 2008.7.28

追記 小松の原町には仏御前の過ごした屋敷跡や墓、祇王寺から贈られた仏御前坐像など多くの伝承が残っています。毎年9/26には「仏御前祭り」として白拍子の舞の奉納や縁起の披露が行われています。



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この記事へのコメント

  • がにちゃん

    妊婦にやさしい・・・いいですね この心配り(*^。^*)

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    2012年08月31日 11:09

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