イナチュウ美術館

輪島の朝市通りはその名をみんなに知られています。

朝市の素朴な賑わい・店舗も和風の色調に統一感を持たせています。

しかし、そんな通りの中で洋風の外観と彫刻の建つ美術館があります。ここだけ異質な雰囲気を醸し出しています。お宝鑑定団のスペシャルにも何度か登場しているので、知る人ぞ知る存在です。

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イナチュウ美術館を運営しているのは、輪島塗・漆芸では能登最大手の稲忠グループです。「きりこ会館」「稲忠漆芸会館」も同じ運営です。バブル後の売上不振から平成14年に民事再生の申請により存続が危ぶまれましたが、地元能登・石川の強い要望で観光資源として存続運営が続けられた経緯があります。稲忠の漆芸技術は高レベルで近年の玉虫の厨子の再現など現在も高いレベルを維持しています。


稲忠漆芸堂  http://www.inachu.jp/


最盛期の稲忠の創業家が世界各地の王族が愛用した工芸品を収集したものを展示しています。盛時の財力の凄さが覗われます。作品群には美術雑誌や関連本などで見たことのある作品が並んでいます。特に徳川・ナポレオン・ルイ王朝の作品群は注目に値するものばかりです。作品も間近で見られます。

入ってすぐの神殿と絵画コーナーにはルーベンスの「マギの洗礼」に圧倒されます。220X270CMの大型作品は鑑定額ウン百億円と云われています。

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他にもフランス革命時の銃弾痕のあるヴェルサイユにあった「ルイ14世夫妻の肖像画」肖像画としては最大級。

セーブル・マイセンの陶器、パリ万博で大賞受賞のテーブルセット、ナポレオン3世・ルイフィリップの王座、ティファニー・ガレのガラススタンド、徳川家の嫁入り道具・蒔絵箱、その他モロモロ。。。

とにかく世界のお宝が間近で見られます。

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喫茶コーナーでは輪島塗のテーブルで100万円のリモージュのカップを使ったティーセットが1000円で飲めるし、女の方にはバロック朝ドレスのレンタルもやっています。

朝市で素朴な世界を感じて、ここに入ると世界観が変わりますよ^m^





旅行日 2010.8.7

追伸:平成22年(2011年)12月本体の破産申請で閉鎖になっています。残念ですねえ。。

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  • Excerpt: 輪島朝市駐車場の東側の海辺に広がるマリンタウンに昨年(H27.3)にリニューアルオープンしています。 昨年、観たかったんですが、諸事情で見学せずに珠洲の方に行ってしまいました。改めて、今夏に見学..
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