小松天満宮

加賀藩三代藩主・前田利常は隠居後、小松城を隠居城として在城しました。その際、小松城の鬼門に当たる位置にこの「小松天満宮」を建立しました。
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天満宮はご存じのように菅原道真を祀ったものですが、前田家はその菅原道真を祖と称していました。つまり、ご先祖様を守り神としたということです。ちなみに、小松城の天守台址・小松天満宮・妙立寺(忍者寺)・金沢城天守台址・高岡城天守台址は同じ直線上にあったことが、近年確認されています。
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江戸初期、大名が大寺院を建立することは城などの防御施設を造るように見られたため、幕府への遠慮からだと思いますが京都の北野天満宮を4分の1に縮尺して建立されています。北野天満宮を見たことのある人が訪れるとこじんまりしていると感じると思います。
しかし神門・社殿ともに国の重文に指定される出来です。

境内には珍しい物が幾つかあります。社殿前の松の木の天狗の座、石造りの十五重の塔、北前船主が奉納した牛の像、筆塚などなど参道も興味深く見られます。奥の細道の道中、松尾芭蕉が読んだ「あかあかと 日はつれなくも 秋の風 」の句碑も参道にあります。
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嫁さんと訪れたんですが、あいにくの雨降りの日だったんですが、参拝していた女性に嫁さんが声を掛けられていました。京都から小松にお嫁に来たそうなんですが、事情でもあるみたいでその後は何十年も京都に帰れずに居るそうなんです。
実家が北野天満宮の近くだったそうです。ここに来ると京都を思い出せるから毎日来ると云っていました。誰にとっても生まれ故郷は心の支えや思い出として生きるみたいです。

旅行日 2010.10.9

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