愛宕念仏寺(おたぎねんぶつでら)

清涼寺から愛宕山に向かう釈迦堂清滝線を北上して、清滝隧道の手前にあるのが「愛宕念仏寺」です。元々は東山にあった孝謙天皇の勅願所寺院でしたが、鴨川の氾濫で荒廃して本殿・地蔵堂・仁王門だけが残り放置されていました。大正になって現在地に移築しました。やはり荒廃したまま。昭和30年に前住職・西村公朝師が住職となり、復興に努め現在の寺院の姿を復活させました。
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西村公朝師は仏像修理のエキスパートで仏像・仏画製作の仏師で有名な方でした。美術院修理所長・東京芸大教授なども歴任しています。また「やさしい仏像の見方」「仏像は語る」「仏像の見分け方」など、仏像研究の入門書も執筆しています。昔、図書館で愛読しました^^読み易い文章でお奨めです。
ちなみに息子の現住職は住職の傍らシンセサイザー奏者・作曲をしています。仏教活動と音楽の融合を目指しているそうです。 http://www.unisonation.com/
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昭和56年に西村公朝師が創始したのが、参拝者が自ら彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」。10年間で一般素人の参拝者が彫った羅漢は1200体。その「千二百羅漢」が境内の敷地内や裾野に並んでいます。
一体一体が全部違う表情。中にはギターを持ったり、猫を抱えた変わり種もいます。ムスッとしたり、笑ったり、すましていたり。。。いろいろな表情があり、彫った方々の思いや気持ちが伝わって来るようです。

建物も本殿は鎌倉時代の物で重要文化財指定を受けています。
地蔵堂、仁王門も一見の価値があります。自然豊かな嵯峨野の地にあり、春は新緑、秋は紅葉が美しい場所です。
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愛宕念仏寺  http://www.otagiji.com/index.html

旅行日 2011.5.29




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この記事へのコメント

  • がにちゃん

    車で行けば20分程度で行けるのですが、公共の乗り物で行くと乗り換えなければならないので・・・(^_^;)  清滝へは、ちょっとお散歩コースでよく行きます
    でもここは2度行っただけ いつも前をバスで通ってます
    ついつい降りるのが面倒なんです^^;
    良い雰囲気のお寺ですけれどもねぇ・・・
    2012年09月24日 17:45

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