金沢市末浄水場(国指定名勝)

金沢市の末町にある「金沢市末(すえ)浄水場」。
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昔から金沢の人達の喉を潤してきた犀川の水。昭和5年(1930年)、江戸時代に造られた寺津用水から分水する形で作られた金沢市初の浄水場です。
当初の1日の浄水能力は19,500立方メートルでしたが、その後、水源としての犀川ダムの建設や5度の増設・急速濾過導入で現在は105,000立方メートルと開設当時の5倍以上の能力になっています。
金沢市の水道・用水は末浄水場と同じ町の西にある犀川浄水場と県が運営する鶴来浄水場からの分水で各施設から約10万ずつ総計30万以上が毎日供給されています。

末浄水場は市議会を通して造った関係で、ここを管理するのは金沢市企業局という金沢市の部署ですが、ダムによる水力発電も行っていて公営電気事業者としては一都市が行っているのは金沢だけなんだそうです。

「末浄水場」には入場すると正面に庭園があるんですが、こちらは昭和7年(1932年)に造られたものです。この庭園の独楽の形のような東屋を中心軸(基点)にして左右対称に作られ、導水線と送水線を成すように設計されたそうです。浄水場の増設もこの庭園を基軸に作られ、幾何学的な美しい形を成すようになっています。
この幾何学的な造形から昨年(H22)、水道施設としては初めて国の指定名勝に選出されました。
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庭園の真ん中にある噴水池には鯉が泳いでいるのですが、この噴水池の水は濾過された水道水が一番最初に流れ込むようになっています。この鯉たちは金沢市民より先に水道水を飲んだり泳いだりしているんです。つまり大事なお毒見役なんだそうです。他にも監視装置もありますが、異変を見る重要な役目を兼ねています。
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通常は水道施設ということで金網越しの遠目にしか見られないのですが、水道週間6/1~1週間を含む年4回、一般開放で見学できるようになっています。今秋(H23)は11/19.20でした。

僕は10年ほど前に、仕事関係で夜間に管理棟に入っただけで、庭園や浄水場を明るい時間に間近で見たのは初めてでしたが、人工的ですが幾何学的な造形には惹かれました。しかし、激しい風雨でゆっくり見れなかったのが残念><
ここのところ、週末ごとに雨風になるのは行いが悪いのかなあ。。

来春か水道週間にはぜひ再訪したいと思っています。
人口的な景観をゆっくり見るのも悪くないと思います。またこういう施設をゆっくり間近で見る機会はなかなか貴重です。

旅行日 2011.11.20

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