井波 瑞泉寺

井波の町は欄間と彫刻の町で、瑞泉寺までの道には木作りの店舗を配置しています。公衆電話BOXも趣きのある感じ
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雨がポツポツとまた降り始めてきたので、慌てて瑞泉寺に

瑞泉寺は真宗大谷派の別院ですが、元々は後小松天皇の勅願寺です。
創建は1390年、伽藍の規模は北陸で一番の規模を誇っています。何度も兵火や大火にあってその度に再建されましたが、特に江戸期の再建で京都からの御用彫刻師が技術を伝えてから彫刻が発展しました。現在も井波の町には120人以上の彫刻師が居り店を構えています。井波の街には彫刻師の専門学校まであります。

瑞泉寺に着くと最初に目に入るのは巨大な山門、江戸時代のものです。
明治の大火からも類焼を免れたもので、この山門も多分北陸で一番大きいと思います。
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山門の隣には勅使門が。。。こちらも山門と同じ時期に作られたものです。
近年改修されて金細工が新しくなっています。この門は勅使専用の門なので、通常は開かずの門なんですよ。
この門の左右に彫られた「獅子の子落とし」は井波彫刻の最高傑作と云われています。
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山門を潜って入ろうとしたら、またまた雨が本降り・土砂降り
入口の社務所で貸し傘を借りて本堂に向かいました。
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本堂に入ったら、ますます強い雨、雷までぴかっ!!!こうなったら、小雨になるまでのんびり廻るしかないかな。瑞泉寺は全ての建物が屋根付の渡り廊下で繋がっているんで濡れる心配はないからね
構内は撮影禁止なので、写真が見せられないのが辛いんですが、大広間と豪華な祭壇は見物です。

本堂の隣には太子堂が建っています。
太子堂の本尊は「太子二歳尊像」で聖徳太子の生涯を描いた「太子八幅絵伝」と共に、後小松天皇から開山時に送られたものです。この日は運よく開扉されていて、実物を見ることが出来ました。ラッキーしかも下段の手の届く真ん前に
本堂は明治に再建されたのですが、太子堂は大正の再建です。その分地元の力が入っていて、軒などに井波の彫刻が施されています。写真はちとピンボケで申し訳ありません美術の教科書にも載っている彫刻です
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太子堂では毎年7月の後半に「太子伝会」が行われています。「太子八幅絵伝」を公開解説する行事なんですが、太子堂だけでなく井波の町を上げて一大イベントになっています。見に来られるならこの期間がお奨めです
北陸の太子信仰は強くて、真宗の寺では本尊を脇にして太子像が中央にいるところが多いんです。この瑞泉寺でも本来、本堂がある場所が太子堂なんですよ。
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この太子堂の隣に宝物殿があるんですが、「太子八幅絵伝」も此処で展示されています。ほかにも、加賀前田家3代の利家・利長・利常の直筆文書など国宝・重文級が見られます。

後日談ですが、10月(H20)に県立美術館が2年ぶりに改装オープンして、「法隆寺の宝物と北陸の聖徳太子展」が開催されまして、2ヵ月後に金沢でこの像と絵に再会しました

結局、2時間以上かけて瑞泉寺を見ていたんですが、は降り止まず、自動車まで

井波から離れて小矢部に入った頃には、元の、あの土砂降りはなんだったんでしょうね

日記日 2008.08.13

瑞泉寺

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