歴史の道百選 田近越・小原越・二俣越

10/30 先記事の殿様街道、別名・二俣越えを含む全国36件が文化庁から「歴史の道百選」が追加選定されました。今回、砂子坂(二俣越)を書いていて、このニュースが入ってきて、えっ@@ でもね。。 文化庁は29日、歴史的・文化的な由緒を持つ「歴史の道百選」に全国36件の街道や運河を追加選定した。平成8年(1996年)に78件を選んで以来23年ぶりの選定で、石川県関係では石川と富山を結ぶ「田近越・小原越・二俣越」が選ばれた。石川県内の歴史の道百選は計5件、全国で114件となった。歴史の道百選は都道府県教育委員会の推薦に基づき、選定委員会が「当時の道筋良好な状態で残る」「複数の地域にまたがる」「明治時代以前に活用されていた」などを基準に選定。指定されると補修や説明板設置を国が補助する。石川県内では平成8年に北陸道ー倶利伽羅峠越、白ヶ峰往来、石動山道、白山禅定道の4件が選ばれた。今回選ばれた田近越・小原越・二俣越は戦国時代以前の成立とされ、北国街道(北陸道)よりも加賀と越中間を早く往来でき、盛んに利用された。道筋には中世の山城が国境でにらみ合うように築かれ、その城跡が戦国末期の前田利家と佐々成政の攻防の緊張を伝える。百選には三つの道筋をまとめて1件として選定された。小矢部市から津幡町を通り、金沢北部の森下川右岸に出る田近越は、道筋に一乗寺城跡と朝日山城跡がある。小原越は小矢部市から森下川沿いの谷に出て金沢に向かう道で、道筋に松根城跡と切山城跡があり、一部は国史跡「加越国境城跡群及び道」に指定。南砺市から山…

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砂子坂道場跡(光徳寺跡・善徳寺跡)

金沢大学のキャンパスを巻くように迂回して、富山県の福光駅まで行く県道27号線。金沢から向かうと県境の地、右手に殿様街道直売所があります。地元砂子坂だけでなく土山など近在の金沢・南砺の農家から作物や加工品が集まっています。殿様街道の謂れは、加賀藩13代藩主・前田斉泰が参勤交代に使用した道という所から。。加賀藩主の参勤交代の経路は当時の状況によって、いろいろと経路を変更していました。この県道27号は越中から加賀に入る道としては古くから使用されていたようで、現在では整備も進んで通りやすく、福光・城端・井波そして五箇山に向かうには便利な道路になっています。しかし、殿様街道は正確に言うと医王ダムを過ぎたあたりから山中に入り、直売所の南の山中の砂子坂集落を通って100m程先の坂道から県道に戻る経路でした。 しかし、この街道も古代には山間の険しい山間地で、相当の山道だったと云われています。この街道が整備されたのは浄土真宗本願寺派(東西分裂以前)法主5世・綽如が北陸下向後ですから至徳元年(1384年、南朝・元中元年)以降になると思われます。綽如は明徳元年(1390年)越中の本山として瑞泉寺(杉谷山)を開基していますが、越中に入る前には加賀二俣(二俣本泉寺)に仮寓居として庵を置いて越中への足掛かりとしていました。優れた先人とはいえ、まだまだ北陸では新興宗教の時代で次代で二俣本泉寺を開基した如乗もしくは土山御坊に入った蓮如・蓮乗の時代、15世紀中~16世紀初頭ではないかとも思われます。戦国から江戸期にかけては浄土真…

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七ヶ用水大水門

前回の加賀一の宮駅舎から、金名鉄道線路だった真新しいサイクリングロードを二人で歩いて、古宮公園の方に以前は、大回りしないと古宮公園の奥に行けなかったんですが、整備されたおかげで目的地には一直線。。 ちょうど曲がろうとしたところで、嫁さんが@@「ねえねえ、あのガラスのピラミッドみたいのは、な~~に?」「えっ、あ~前に来た時、教えてあげたじゃん・・」「覚えてない。。わたし見てくる~~」嫁さんが見に行ったのはこれです。古宮公園 瓦笥発見保存地 2017.04.14撮影白山本宮(白山比咩神社)が、この地にあった時代の1700に及ぶ大量の瓦笥(かわらけ、土師皿)が発掘されたもので、そのほとんどが神事に使用されたもの。まあ、白山本宮のゴミ捨て場。 白山本宮がこの安久濤(あくど)の森に文明12年(1480年)まで、長い期間あった伝承が証明されたものです。白山本宮はこの年に火災で焼失、白山三の宮(現在地)に仮遷座していましたが、世紀を跨いだ前田利家の修復で現在地に固定されました。おかげで本来の三の宮が消失、白山比咩神社の町名・三宮町としてだけが残っています。後で思い出しましたが、昨昨年、家族で来た時に何があるとは教えたけど、あっちウロウロこっちウロウロで佇むお父さんを無視して二人はそそくさと先を歩いていて、その時は見なかったようです。 曲がった先にある建物は「手取川七ヶ用水土地改良区白山管理セン…

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加賀一の宮駅舎

白山比咩神社 表参道一の鳥居(R1.8.13撮影)パーク獅子吼からの帰り道、娘にお土産をということで白山比咩神社の表口に立ち寄ることに。。 白山麓のど真ん中、旧の吉野谷村にある吉野工芸の里の入り口にある大判焼のお店「山法師」 このブログサイトの最初のアップでも紹介しています。⇒ 最初のUP 日本最大級の石ころこのブログの画像はこの時のアップの2.3年前のものですからもう10年も前になるんでしょうか。。最後のおまけ画像としてアップしたものです。 皮ばかり厚く、くどい甘味の多い大判焼ですが、山法師の餡は甘いのはもちろん、変なくどさが無く誰でもペロリ ^O^しかも餡は通常の3倍のボリューム満点。日頃、大判焼はどこで買っても同じとのたまう嫁さんもここだけは特別というほど、、とにかく我が家でも全員大好きな逸品ですアップ当時から全国一の甘党とされる石川県の人には知る人ぞ知るの人気店でした。 吉野工芸の里の入り口にある茅葺屋根が目印の山法師は、白山麓のスキー場関係者が、冬以外の営業として始めたお店で、冬期間は本業のスキー場で休業しています。しかも時間的にも長時間開いているお店でもありませんでした。しかし、白山麓の吉野谷はやはり遠い、ゆっくり走ると自宅からでも車で1時間弱はかかってしまいます。というわけで、白山麓に仕事で行って昼間に通るときに、タイミングが合えば、お土産で買っていたんです。ところが人気が出ると大変な事態…

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獅子ワールド館

全国には春祭り・夏祭り・秋祭り、更には越後獅子、角館ささら舞、長崎袴獅子のご当地舞や正月舞、宴会獅子、演舞劇など様々な獅子舞が四季を通して演じられています。一人立ち・二人立ち・ムカデ獅子・大幌(胴・胴幕・伽耶・萱胴他)、神楽・伎楽、更には獅子頭も様々なものがあります。悪魔・厄払い、豊年祈願・御礼、祝祭、奉納祈願、宴会芸、劇芸など目的も千差万別。各都道府県、各地域でみても一つとして同じものが無いと云われるほどで、国内の民俗芸能では最多と云われるのが獅子舞だと云われる由縁です。能の鏡獅子、伎楽の獅子もありますから、その幅広さは計り知れません。。 獅子ワールド館   これだけ全国に民俗芸能として広がる獅子舞ですが、個別の獅子舞を紹介展示はあるもの、他県や海外を一堂に獅子頭や獅子舞を紹介する資料館はほとんどありません。。僕の知る限りでも獅子博物館(埼玉県白岡市)・ひみ獅子舞ミュージアム(富山県氷見市)くらいです。地元獅子をメインにしますから、規模としては、どちらもそう多くないのですが。。この辺りが全国でも同じものは一つもないと云われる獅子舞・獅子頭の課題にもなります。 白山市でも加賀獅子頭の里として獅子の展示館「獅子ワールド館」があります。やはり大規模なものではありませんが海外の獅子、江戸期の獅子、県外各地の獅子、鶴来町の現役獅子頭などいろいろな獅子が見られます。入場料無料。 ******************************************そもそも獅子の起源・源流はといえば、獅子…

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