河北潟干拓地 だいこんの花

今年はゆっくりと花見が出来なかったので、ずっと残念に思っていました。ゴールデンウィークも外出自粛で、人が集う花の名所にもいかずじまい、、今年の春はお花見なんて無理だなと思っていたのですが、
ゴールデンウィークはせめて2.3度でも実家の草刈りをせねばならないし、ここ何年か夏になってからだったので草というより草叢・草木になっていましたから・・今年は少し心を入れ替えて、頑張ってみようと思ったんです。

今年のコロナ騒ぎでは各種のイベントが中止されていますが、河北潟の干拓地でも平成7年(1995年)から続けられてきた35万本の向日葵が咲き、大きな迷路を作る「ひまわり村」の種植えが今年はまだ行えずにいます。毎年、保育園児や小学生が種植えに多く参加しているのですが、なにせ今年のコロナ騒動では感染率の高い石川県では、現在のところ様々なイベントが中止・順延となっています。今回の危険宣言も延長になったことで、ひまわり村も難しくなったと云わざる負えません。

草刈りの帰り道、嫁さんとドライブがてら河北潟の干拓地を通って自宅に戻ることにしたんですが、そこで思い出したのが花畑。
今年は春になってから、前述のように梅も桜も、そして藤も牡丹も観ていないんです。我が家では嫁さんが喘息持ちということもあって、例年花粉症もあって外出は避け気味ですが、今年は完全に人混みは避けていましたから^^;でも僕の知る干拓地の一隅なら、そもそも人がいるのはまれな場所^^と、いうわけで少し寄り道してみました。
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河北潟干拓地 津幡町 小麦畑
河北潟は昭和38年(1963年)の内灘闘争の見返り事業として農地事業として大規模干拓が始められ、昭和60年(1985年)に完成しています。本来の河北潟の75%が干拓地となっています。ちなみに干陸総面積1356㏊、内、道路や施設用地を除いた畑作・飼料畑1071ha、金沢市229ha・かほく市184ha・津幡町282ha・内灘町376haという内訳になっています。

当初は田圃目的でしたが完成時には減反政策で転換を迫られて、牧場やハーブ・野菜・果物農園などになっています。近年は広い沼地を必要とする加賀蓮根など加賀野菜の農園も増えてきました。農地政策目的のおかげで宅地・工場・商業施設が建てられなかったおかげで、自然の宝庫で、野鳥や渡り鳥が多く集まっていますし、牧場・農園地の他にも産地直売所、内灘橋から湖南大橋にかけての周回道路の桜並木、35万本のひまわり村、270本のメタセコイアの道など、四季それぞれの景観に恵まれています。
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金沢排水機場 毎秒最大1.4tの排水機能があります。 
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広大な平場の干拓地の為に外周は、南面の河北潟・北東西三面には水路(西部・東部承水路)として残されており、四つの揚水機場・12の取水機場による水路・菅水路、支線道路、防風林が碁盤の目のように配されています。更に排水と干拓地や家庭の汚水などの水質改善のための排水機場が設けられています。
今回やってきたのは津幡から北金沢を周回して渡る才田大橋の近くにある金沢排水機場。干拓地の南東部にある排水路の河北潟への排水場になります。ここが南の終着点で南北に約2キロの直線の取付排水路が伸びていて排水路の両岸にはこの時季白い花が覆いつくしています。
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排水路南端から 右の建物は津幡町の仲良し農場、7~8月にすいか・11~2月は里芋の直売
土壌からの排水路の為、川水は泥水で濁っているのがちょっと残念ですが、ちょっと目線を挙げると広い干拓地や防風林の景色が美しく見られます。
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両岸には支線道路が配されていますが、たまに車が通るくらいで人影は全く見られず、すっかり白・白紫の花の絨毯を二人で占拠しておりました^^V
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この白い花の正体はダイコンの花、そうあの野菜の大根の花。畑で栽培される大根は花が咲く前に収穫されるので、あまり花の姿を見ることは少ないんですが。。とはいえこちらは野生の草花なので地下茎は小さいですが。。春の七草のスズシロ(清白)。
ダイコンはアブラナ科の草花なので、菜の花の白版だと思っていただければ。。花弁が真っ白なものと先端が薄紫の二種あります。
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みんなの花図鑑から引用
※大根 名前の読み だいこん ※分類 アブラナ科 ダイコン属
※学名 Raphanus sativus
※分布 原産地は地中海沿岸 栽培は古代エジブトやギリシャの時代から 日本へは中国経由で渡来 918年の「本草和名」に「莱箙」として記載
※生育地 畑 ※植物のタイプ 一年草 
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東岸支線街路 排水路の途中の金属トンネルの橋の南手前から東道路が津幡町、西道路は金沢
※花の色 白 、 ピンク   ※開花時期 4月 、 5月
※大きさ・高さ 50~100センチ
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※花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白または淡い紫色をした十字形の4弁花をたくさんつける。 一般的には、花が咲くとスが入って大根は食べられなくなる。葉の特徴根際から生える葉は深い切れ込みがあり、ロゼット状となる。実の特徴花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)で、赤褐色の種子が入っている。この花について春の七草の一つ清白(スズシロ)は大根(ダイコン)のことである。 俳句では大根が冬の季語、大根の花が春の季語である。

※花言葉 潔白・適応力 誕生花 3月30日DSC_6320.JPG

排水路南端から
遠くに見える山は谷内山、七尾鵜浦の先端まで続く能登丘陵の南西端になります。手前の丘陵は石川県森林公園津幡園地西部
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ダイコン自体は意外に見なれた花なんですが、群生すると白い絨毯で美しいのですが、、、
ダイコンも実は繁殖力の強い外来植物で、麦畑にとっては最大の敵。
有機農法の干拓地では雑草対策が農地にとっては大問題。。ここだけでとどまってくれれば、綺麗な風景なんですが。。

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おまけ画像 帰り道、ドンキーに寄ったら、久しぶりに見たメロンパンのケイタリング・カーを発見
メロンアイスをお買い上げ ドンキーで買い物中の嫁さんを、車で食しながら待ってました^O^ 嫁さんのお土産は焼き芋でした^^;
どちらも、完食
甘くて美味しい 冷たい温かい 至福のひと時でした。

旅行日 2020.05.04

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この記事へのコメント

  • 河北潟、地図で確認しましたが昔とかなり形が違いますね。
    道や排水路が一直線になって日本じゃないみたいです。
    ダイコンの花の絨毯も見事ですね。外来種だとは知りませんでした。
    奥様は喘息をお持ちなんですね。外出時に咳き込むとお困りでしょう。
    私も呼吸器疾患が有るので、時々食事中に喉に引っ掛かる時が
    有って咳き込むんですけど・・周囲が大変で(笑)。
    当面、外食は控えてます。
    2020年05月08日 12:17
  • つとつと

    y&mさん
    河北潟の干拓は外周の水路を残して干拓していますから、実質約半分、それでも3/4は干拓地で広々とした平原になっています。おかげで道路が全て真っ直ぐに作られていて、北陸では珍しい直線路になっています。それでも、訪れてみるといろいろな風景や農地・牧場が見られます。それでも今年はコロナの影響で生産に影を落としています。
    大根の発祥は地中海や中東と云われていますが、日本には原生類は弥生時代に伝わったと云われています。数が多く導入されたのは平安期ですから、眼に馴染んだ野菜です。野菜としては身近な存在ですが、草木としては馴染みが薄いとお思います。干拓地では無農薬で有機栽培のために、除草が最大の問題になっています。
    我が家もそうなんですが、咳をちょっとしただけで、みんなの眼がこっちを見ますから、辛いですねえ^^;苦労してる飲食業界には申し訳ないけど、我が家も外食は自粛してます。
    2020年05月08日 13:10
  • 藍上雄

    干拓地に作られた、大根の花畑、ここまで広いと壮観で、みごとです。ムラサキハナナも良いですが、白い花の群生も見応え有りますね。
    メロンアイスは、シュークリームの様に成っているのですか、美味しかったでしょう。
    2020年05月08日 17:35
  • tor

    排水路を挟んで白い花の絨毯がすばらしいですね。
    絵になる風景です。
    こちらでは河川敷は菜の花の黄色の絨毯が普通なので
    とても新鮮です。
    それと
    メロンパンアイス思い出します。
    数年前大ブームがやってきて
    熊本でも大行列だったです。
    2020年05月08日 19:46
  • つとつと

    藍上雄さん
    干拓地の農地は牧地の飼料を利用した有機農法で、課題になるのが草木の除去なんですが、大根は強いんですねえ。2キロ近くの排水路にはびっしりとこの時期には咲いています。もうここまで広がると壮観の一言ですね。
    元々は熱々のサクサクのメロンパンだったんですが、間にアイスを挟んで大ヒットしたものなんです。金沢発祥のお店の名前は「世界で2番目においしいメロンパンアイス」っていうんですよ。実店舗は北海道にもあって、函館の元町にあるそうですよ。僕には昔ながらのケイタリングカーの方が馴染みがあるんです。
    2020年05月08日 20:28
  • つとつと

    torさん
    海側の内灘町は砂地で菜の花よりも強いダイコンが優勢で、それが干拓地に入って広がったようです。
    僕も子供のころから菜の花より大根の方が馴染みがある感じです。でも干拓地では外来植物で、除去を検討しているそうです。
    始まりはメロンパンの移動販売で、7.8年前に大ヒットして全国に広がったんですが、今は実店舗は6店舗だそうです。石川は金沢の本店だけ。社長が復帰してケイタリングカーに力を入れ直しているそうです。
    それでも焼きたてのメロンパンに挟んだバニラアイスは根強いファンがいて、ケイタリングカーの方がこちらでは人気があります。「世界で2番目においしいメロンパンアイス」の名前は根強く地元で生きていて、今では10種類くらいのアイスがあるそうですが、一番人気はやはり、バニラ^O^
    2020年05月08日 20:44
  • がにちゃん

    大根の花 初めて見ました
    可愛い花ですね
    二人っきりの花畑
    ロマンチッキやぁ~ん(^_-)-☆
    素敵な1日 イェ~イ!!!
    2020年05月09日 10:00
  • yasuhiko

    ダイコンの花畑、素晴らしいと思いました。
    考えてみると、菜の花だって油を採るためのもの。
    レンゲ畑もソバ畑も、季節の風物詩と
    なるのは、けっこう実用的なものが多いですね。
    ダイコンの花ももっと広く知られていいんじゃ無いでしょうか。
    その美しさに目を見張りました。
    2020年05月09日 11:45
  • つとつと

    がにちゃんさん
    可愛いけど繁殖力の強い花なんですよ^^ロマンチックついでに、今日は冬ソナの道と呼ばれるメタセコイアの並木道も通ってきましたよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
    今回は時間が無くて、また機会があったら写真を撮ってきますね。
    それにしても二人の格好は、草刈りの為にドロドロのよれよれ、、ついでに電動草刈り機を長時間使用で腕はプルプル。。ちょっとロマンチックには程遠かったかも^^;
    2020年05月09日 22:53
  • つとつと

    yasuhikoさん
    大根の地下茎は花が咲いてしまうと、酢が入って食べられなくなるので、咲く前に収穫してしまうんです。でも、繁殖力が強いので、砂地でも藩主臆する強さがあって、干拓地では邪魔者になっています。
    処理しない川沿いには、こんな風景が今の時期見られます。
    干拓地には有機栽培地で、珍しい作物やハーブなんかも観られます。またゆっくり回った時にアップしますねえ。そうそう有機栽培と言えば、ここでのメインの肥料の牛糞、堀牧場の横を通った時、乳牛の糞の山にはびっくりでした。
    2020年05月09日 23:04
  • アルクノ

    おはようございます。
    河北潟の干拓地は総面積1356㏊とは、広大な干拓地ですね。
    山や森林含む広い神戸森林植物園143haの9.5倍!
    見渡す限り、と言う感じです。
    農地だけでなく自然が一杯と言う事、排水設備も整っている事。
    詳しい説明でよく分かりました。
    人工の排水路の両脇には自然がいっぱいです。
    満開になって広がる大根の花は、普通見る事ができない貴重な光景です。
    大根は太い根っこですから^^、
    それを栄養源にこんな花が咲くんですね。

    最後はメロンパンのメロンアイスですか
    メロンパンが大口開けて、アイスを食べようとしています
    2020年05月11日 07:37
  • つとつと

    アルクノさん
    河北潟干拓事業は戦後の米軍試射場の内灘闘争の見返り事業として、砂地で田園のない内灘町に土の土壌をもたらす事業でした。しかし昭和40~50年代の減反事業で、牧場や農地への転換が図られてここにきてやっと形が整ってきたという状態です。
    この時季、基本有機栽培ですから肥料は牧場の大量の糞飼料が使われていますがあの山を見ると凄いものがあります。課題は有機栽培なので雑草や外来植物も繁殖しやすく、大根のような植物が繁茂してしまう所。。
    実はこの干拓地とは別に津幡町に1150haの森林公園があって、河北郡なんぶは自然がいっぱいの状態です^^平原の自然と山森林が広大に広がる自然の宝庫で、僕には懐かしさと共に自慢にもなっています。
    5.6年前にこのメロンパンアイスが全国的に流行したんですが、やはり流行ものは人気商売で縮小、根強いファンに支えられてケイタリングを基盤に復活を目指しています。たしかに、パックマン見たい
    2020年05月11日 10:11

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