小矢部ふるさと博物館

小矢部市の水落地内にあるのが「小矢部ふるさと博物館
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外観を見ると古びた公民館に見えますが、れっきとした博物館登録された資料展示館です。入場料は無料で展示点数はそれほど多くはありませんが、こちらには結構興味深い展示があります。
1Fには小矢部地内で発掘された考古史料や昔使われた農具や祭事の道具・衣装が展示されています。更に2Fには今石動城の詳細図や小矢部の偉人たちを紹介しています。
その中で大きなスペースを取っているのが大谷兄弟のコーナーです。
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大谷米太郎・竹次郎兄弟をご存知でしょうか。小矢部市のこの水落の寒村に生まれ、日雇人夫・相撲取り・酒屋など職を重ね、戦前後「鉄鋼王」と呼ばれるほどの人物です。
大谷米太郎は大谷重工業・ホテルニューオオタニの創業者。蔵前国技館の勧進元、浅草寺寶蔵門の寄進などで知られています。
竹次郎は米太郎を手伝い大谷重工業を経て、尼崎の昭和電極(現在のエスイーシー)の創業者。死後、自宅やコレクションを西宮市に寄贈して大谷記念美術館となっています。

成功後の二人は母親がここに残っていたこともありますが、郷土愛が深く、特に教育機関に対して多額の寄付や建設に係っています。主なところでは石動小学校・大谷小学校・富山県立大学(当時は短大)・市庁舎と枚挙にいとまがありません。小矢部市に対する多大な貢献から兄弟揃って、小矢部市の名誉市民となっています。

この博物館も元々は兄弟が大谷記念会館として地元市民の交流施設として建設したものです。その後、小矢部市に寄付され現在に至ったものです。博物館前には大谷兄弟の大きな像が迎えてくれます。
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また、田園を挟んだ先に兄弟が母親のために建てたアズマダチがあります。アズマダチというのは砺波地方特有の散居村の家屋を言います。高い木々に囲まれ、広大な敷地と門と囲い塀、納屋を併設する家屋は典型的な散居村住宅として文化財に指定されています。年に1.2度ですが、一般公開されています。
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旅行日 2012.02.19

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