江馬氏館跡庭園・下館跡

飛騨はまさに山の国で戦国期には目安となる米の石高では一国で5万石に満たない国でした。しかし、山国ならではの豊富な木材と鉱山があり、白川郷の内ケ嶋氏などは豊富な金の産出で室町期の経済・文化を動かしていました。一例では足利義満の金閣寺に使われた金は内ケ嶋氏の供出したものでした。富山の役で佐々成政に味方した飛騨勢力を金森長近に討滅させながら、豊臣秀吉が黄金採掘と財力を見込んで唯一許した一族でした。高原郷の江馬氏もさらに古くから知られた神岡鉱山を持っていて大きな潜在能力を持っていました。しかし前者は、前述の許しを得た祝いの宴会の夜に、天正地震で城も人も痕跡も残さずに一夜で消滅 2010.07.18 幻の帰雲城 帰雲城~長滝後者は戦乱の中で上杉・武田・織田と巨大勢力に翻弄され消えていますが、発掘された屋敷跡が文化的に高度なことから、それなりの実力が見直されてきています。東町城址から北方向の神岡町風景画像をアップして貰うと解り易いですが、中央を流れるのが高原川。中央の西里橋を渡ると現在の神岡町の中心街になります。奥の右側の禿山が神岡鉱山の中心地で神岡鉱業があります。その向こうの水色の船津橋を渡ると国道41号線(飛騨街道)に合流します。飛騨街道は山裾にガードレールが見えますが左が古川・高山、右に富山となります。高原川による河岸段丘が天然の堀と城壁になっているのが解ります。飛騨は国司として派遣された姉小路家(小島家・古川家・向家がそれぞれ宗家を主張、小島姉小路家が本来の本家と云われています。)が土着した国司大名。…

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