芝寿し 野々市合掌店

金沢市街から国道157号線と8号線が合流する三日市交差点の中途半端な敷地の一角にある合掌家屋を改造した店舗です。 「芝寿し」は昨年(H22)11月に亡くなった創業者・梶谷忠司氏が創業した寿し弁当の販売メーカーです。 元々、梶谷氏は幾つもの職業を経験し東芝のショールームを経営していましたが、特に炊飯器の実演販売に力を入れていました。ところが実演すれば当然炊いたご飯が出来て、その処分に苦慮したそうです。そこから思いついたのが押寿し。元々、県内では行事には押寿しを食べる風習があって、これが大盛況になったそうです。 昭和33年東芝との契約終了後、「芝寿し」を創業したそうです。「芝寿し」の芝は東芝の芝を頂いたそうです。 その後、鶴来の菓子をヒントに熊笹に包む「笹寿し」が大ヒット。現在も主力商品になっています。 20年程前、あるセミナーでお会いしてお話をしたことがありますが、何故かトイレと湯船の中という変わった場所でしたが若い人にも気兼ねなく話をする優しさがありました。その後、縁もなく年月が過ぎてしまいましたが、亡くなった報を聞いた際には、しみじみそれを思い出してしまいました。 ちょっと独断専行のところはありますが、義理と情に厚い一面を持った人でした。この野々市店の敷地も資金繰りに困った友人から頼まれ、どうしょうもない三角の扁平な土地を見もせずに即金で買ったものだそうです。 建物も手取川ダムにより水没する家屋を譲り受けたもので、移築費用は相当かかったようです。 そういうことで、SC…

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